過去問5年分くらいで簡単に覚えられる内容は省略しています。
(ガス装置室の構造)
第三百九条 事業者は、ガス装置室については、次に定めるところに適合するものとしなければならない。
一 ガスが漏えいしたときに、当該ガスが滞留しないこと。
二 屋根及び天井の材料が軽い不燃性の物であること。
三 壁の材料が不燃性の物であること。
(ガス集合溶接装置の配管)
第三百十条 事業者は、ガス集合溶接装置の配管については、次に定めるところによらなければならない。
一 フランジ、バルブ、コツク等の接合部には、ガスケツトを使用し、接合面を相互に密接させる等の措置を講ずること。
二 主管及び分岐管には、安全器を設けること。この場合において、一の吹管について、安全器が二以上になるようにすること。
(ガス集合溶接装置の管理等)
第三百十三条 事業者は、ガス集合溶接装置を用いて金属の溶接、溶断又は加熱の作業を行なうときは、次に定めるところによらなければならない。
一 使用するガスの名称及び最大ガス貯蔵量を、ガス装置室の見やすい箇所に掲示すること。
二 ガスの容器を取り替えるときは、ガス溶接作業主任者に立ち合わせること。
三 ガス装置室には、係員のほかみだりに立ち入ることを禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に掲示すること。
四 ガス集合装置から五メートル以内の場所では、喫煙、火気の使用又は火花を発するおそれのある行為を禁止し、かつ、その旨を見やすい箇所に掲示すること。
五 バルブ、コツク等の操作要領及び点検要領をガス装置室の見やすい箇所に掲示すること。
六 導管には、酸素用とガス用との混同を防止するための措置を講ずること。
七 ガス集合装置の設置場所に適当な消火設備を設けること。
八 当該作業を行なう者に保護眼鏡及び保護手袋を着用させること。
(定期自主検査)
第三百十七条 事業者は、アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置(これらの配管のうち、地下に埋設された部分を除く。以下この条において同じ。)については、一年以内ごとに一回、定期に、当該装置の損傷、変形、腐食等の有無及びその機能について自主検査を行なわなければならない。ただし、一年をこえる期間使用しないアセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置の当該使用しない期間においては、この限りでない。
2 事業者は、前項ただし書のアセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置については、その使用を再び開始する際に、同項に規定する事項について自主検査を行なわなければならない。
3 事業者は、前二項の自主検査の結果、当該アセチレン溶接装置又はガス集合溶接装置に異常を認めたときは、補修その他必要な措置を講じた後でなければ、これらを使用してはならない。
4 事業者は、第一項又は第二項の自主検査を行つたときは、次の事項を記録し、これを三年間保存しなければならない。
一 検査年月日
二 検査方法
三 検査箇所
四 検査の結果
五 検査を実施した者の氏名
六 検査の結果に基づいて補修等の措置を講じたときは、その内容
10本以上の可燃性ガス容器
9本以下で、水素・溶解アセチレン 400 リットル以上、その他可燃性ガス 1000 リットル
低圧 主要部品 2mm厚以上
有効水柱 低圧 25mm以上 中圧 50mm以上
排気管 150kPa
破裂版 500kPa
住所は書き換え必要なし。
ガス容器 | ホース | |
酸素 | 黒 | 青 |
アセチレン | 褐色 | 赤 |
LPガス | ねずみ色 | オレンジ |
混合 | ねずみ色 |
継目なし容器 高圧ガスや液化ガスに使われる。酸素。
溶接容器 溶解アセチレン、LPG。
アセチレンの最高充填圧 1.5MPa(ゲージ圧)
溶解アセチレン容器の可溶合金栓 105℃
最大充填量kg=内容積リットル / 定数
カードル
横置きの集合容器
アセチレンや液化ガスには使えない
酸素用圧力調整器 おすネジまたはめすネジで、右ネジ
ブルドン管式圧力計
断面が楕円の半円の管 ← 断面が円形に戻ろうする力で動く
先端が直線的に動き、歯車が回転する
構成部品:ブルドン管、リンク、セクタ、ピニオン
乾式安全器
低圧用溶接器+中圧アセチレン OK
中圧用溶接機+低圧アセチレン NG
A形溶接器 ドイツ式 ミキサが火口内 火口番号は溶接板厚mm
B形溶接器 フランス式 ミキサが吹管内 火口番号は1hあたりのアセチレン消費量(リットル)
1形切断器 ミキサが吹管内
3形切断器 ミキサが火口内
切断器は、切断用酸素バルブがあり、火口から切断用酸素が出る。
LPガスはアセチレンより酸素を必要とするので、切断器のノズルの口径が大きい。
消火
酸素閉め→燃料閉め
中断時は、圧力調整器のガス抜き
逆火
燃料ガス圧が低い
酸素ガス圧が高い
アセチレン
アセトン 1kg あたり、アセチレン 0.5kg 溶解
溶解アセチレン 7kg が気化すると、$ 6 m^3 $
空気中の爆発範囲 2.5vol% - 100 vol%
LPガス
油脂類や天然ゴムを溶解する
温水で温めるときは容器の 20% 以下で、40℃以下
比重
空気の分子量が29弱
炭素原子が3個あると空気より重い。エチレン $ C_2 H_4 $ は空気より軽く、エタン $C_2 H_6$ は空気より重い。
空気は78%が窒素で、21%が酸素。残りはアルゴン。←各所で使う
分子量は窒素よりやや多い。窒素は、7番目の元素なので、中性子を合わせて原子量14。N2なので分子量28。空気の分子量も28を少し超えるくらい。
炭素は、原子量12(暗記すべし)なので、炭素原子2つは原子量24、3つは原子量36。
計算すればだいたい出ますが、試験範囲は暗記したほうが早いです。
溶接で発生する危険物質
元の物質 | 構造例 | 注目ポイント |
ポリウレタン | -O-CO-NH- | N |
塩化ビニル | $ CH_2 = CHCl $ | Cl |
テフロン (ポリテトラフルオロエチレン) | $-CF_2CF_2-$ | F |
フロン (狭義にはクロロフルオロカーボン CFC) | C, Cl, Fの化合物 | F,Cl |
フェノール樹脂 |
N を含む物質から生成されるもの
アンモニア
シアン化水素